五侍周辺雑記。シェキヤバディエンソー。
by eszo
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>和歌山春のぽん祭・その5
メドレーの最後「MO' BEAT」で、お待ちかねの「なりきり」タイム!ステージ中央のサケが高く手を掲げます。
酒「それじゃあ今日は皆さんに、ワタクシがヴォーカルトレーニングの神髄を特別に伝授しましょう!…つっても、おとといTVでやってたんですけど」←教育TV『ゴスペル入門』的番組のことですね。
酒「最初はハミング!分かりますか?ホラ、こういうヤツ。フ~~~ム♪」
真似る客席。
酒「もう一回。フ~~~ム♪」
繰り返し。
酒「じゃあ今度は、そのまま途中で口を開けてみよう!フ~~~(口をガバッと『ア』の形に開くが、本当に音はハミングのまま)~ム♪」
えーーっ、どうなってんの?!と笑いどよめく客席。
酒「ホラホラやってみて!フ~~~(音は変わらず、やっぱり見事に『ア』の形)~ム♪」
戸惑いながらもチャレンジする客席←眉間あたりに声が集まり、共鳴している感じになればいいそうです。
酒「(徐々にビートを刻むラップ口調で)そうそう、もっと、口開け、て!俺の、ヤツを、真似しッ、て!(早口で指示)次ははじめから声出すよ…ライク、ディス!ア~~~♪」
キビキビした指導に乗せられ、客席の声も次第にボリュームアップ。その後3パートに分けて「なりきり」は続きました。
テツが「手拍子~」「次はスナップ!指鳴らして~」と、うまく客席のテムポをまとめていきます。
村「男性陣イエーーッ!」
男性客「イェ~ッ…」
村「もっかい!頑張れ!イエーーッ!!」
男性客「イエーーッ!」
村「女性陣イエーーッ!」
女性客「イエーーッ!!」
村「お子様イエーーッ!」
急なフリにもかかわらず、前列を中心に可愛い「イエーーッ♪」の声があがって、テツは喜んでいました。
そして大成功の勢いのまま、
村「もっと、みんなと……」
ゴス「ひと~つになる、のおッさぁ♪」
来ました「一筋の軌跡」!ステージ上段に並び、会場全体をさらなるグルーヴへ巻き込みます。
大盛り上がりの熱気を引きずったまま、本編はここで終了。しかし3分ほどで、すぐに再登場しました(笑)。
村「今年は暖冬で難しいですが、皆さんちょっと想像して下さい。会場の外に出たら一面の雪景色だと…。もう想像じゃなくて空想に近いですが(笑)。そんな風景にピッタリの曲、聴いて下さい」
と、アンコール1曲目は「待ちきれない」。楽しげに移動するテツを追うように、4人も動きます。
2番に移ったところで、歌うテツの前に、ひらりとヤスが躍り出ました。
そして伝説の「Yes,No,Yes…」を彷彿とさせる細かいステップ主体の特甘ダンスを披露し、会場は歓声の嵐!テツは歌いながら同様の動きで応えます。
しばらく2人は向かい合ったまま、フェンシングのような掛け合いダンスを続けました←きっと直前に、親分の命令が下ったんでしょうね(合掌)。
MCでは「ツアー中なんで、新曲発表は無理ですが…」と、昨年末から矢継ぎ早に発表された参加曲の紹介を。
テツ→ペラDVD、ヤス→ビリー・ジョエルトリビュート、ぽん→島健氏アルバム、陽一→小椋佳氏アルバム、と来て。
酒「そして、ルビーのフジイで…あッ」
ヤツが紹介する予定だったのは、寺尾聰氏のアルバム。どうやら『ルビーの指環でお馴染みの』と言いたかったようです(笑)。
酒「……あぁ噛んだよ、噛んだともさ!(開き直り)しかし俺が噛んだ事をもってしても、曲のクオリティーは全く下がらない!あれは名曲だ!」
しかしこんなにたくさん発売されて、聴く側はタイヘンだよね~と彼らは妙な心配を始めました。
酒「イヤでも、聞くところによると、和歌山の人はお金持ちが多いらしいですから…ね」
村「お前そんなあからさまに!もっとホラ、『文化にお金を使う人たち』とか言えよ(苦笑)。まぁ、コレを自分達で文化と言ってしまうのも何だけどさ」
酒「(満面の笑みで)…買ってーーッ!!」
(Text by 生姜)
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