五侍周辺雑記。シェキヤバディエンソー。
by eszo
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>小悪魔仔鹿の奈良ナイト・その1
一夜明けると早くも奈良セルゲイです!(当然)
昨日不参加のぽんマニに、いかに彼が破壊力抜群だったかを力説しているうちに、JR大和路快速は颯爽と奈良駅に到着しました。
画像1
画像2
以前から陽一のウル黒目+華奢体型=バンビ説を唱えている我々。奈良公園に集う無数の鹿の中からより彼のイメージに近い子を探したり(画像1)、号泣でヤスも乗った人力車のしつこい客引きにキレながら、東大寺の大仏を見たりして(画像2)ライヴまでの時間を過ごしました。
連日参戦のメリットは、まだ記憶が新しいうちに仲間内でツボ情報の交換&復習ができる事です。「昨日のアレをもう一度!」「今日こそアレを見逃すまい…」など各自闘志を燃やしながら席につくと、ほとんど定刻どおりに照明が落ちました。
軽快なテムポながらアツすぎない「Let it go」は、オープニングにふさわしいナンバー。何がおかしいのか、歌い出す前からテツは笑っています。
ライヴのたびに(客が気を遣ってどうする、と思いつつ)毎回最初に村酒の機嫌をチェックするのが恒例の私。今日は大丈夫かも…と安心した視界の隅で、妙な動きがありました。
この曲のAメロ部分は身体を開き気味にし、横方向に揺れながらリズムに乗るのですが、その時のぽん!←やっぱりか。
ステージ上段の端っこで怖々踊る姿は、まるで不安定なお碗の舟で足を踏ん張り、一生懸命「どんぶらこ、どんぶらこ…」と箸の櫂をこぐ一寸法師のようです!(これでもほめ言葉)
対照的な笑顔を見せるテツに張り合うつもりか、普段より6割増しでオーバーアクションのサケ。そして北安は軽快なダンスを展開します←とくに繰り返しの「We can let it grow~♪」では、全く同じタイミングの見事なシンクロターン!
…あぁ、今日もいいライヴになりそうです(嬉)。
なら100年会館の客席は4階まであり、ステージ対岸の2階部分には、両サイドから張り出す三角形が重なり合って出来た、ちょっとした空間があります。
村「(指さして)あそこすごいよな~」
安「誰か出てきて歌いそうですもんね」
村「(マイクを両手で持ち、裏声で)スミレのは~な、咲~くぅ、ころぉ~♪」
この「なりきり宝塚」が気に入ったテツ、MCの途中でそのスペースを指差し「あッ、黒木さんだ!」と叫ぶこと2回。さすがに3回目はシラ~ッとした空気が流れます。
村「…分かってるよ俺だろ」
安「イヤ、まだ誰も言ってませんから大丈夫です」
村「だってよぉ、こういうのは3回やんないと……すいませんでした(一礼)」
仕切り直しを兼ねて、4階~1階まで順に「イェ~~イ!」の声出しを。ここで最もパワフルだったのは4階席!距離があるため若干の時差は生じますが、声がまっすぐ飛んできます。これにはメムバーも大喜びで、自然と他階客席の温度も上がりました。
テツは相当気分が良いのか、「Street Corner Symphony」ラストを(激溜め)……、すんふぉぬ~~~~♪と青森南部弁ver.で披露←あくまでも本格発音のつもりでしょうが、腐ったこちらの耳にはそう聞こえました。
我々のネタチェックは続きます。
今日の「Something in my soul」ヤスご開帳は抑え気味。少々物足りなさを感じながら「Get me on」を経て、いよいよ「パスワード」へ!
軽いジャブ(ぽん的キメポーズの数々)に翻弄されながら、今か今かと『その時』を待ちます。
「今すぐLady~燃える瞳でぇええ~♪」
北―――――( ∀ )―――――ッ!
ぽんの腰が落ち、あぁ膝が、膝が……!(秒殺)
この時、我々の少なくとも周囲3列四方から、さざ波のようにどよめき&失笑が沸き起こりました(おそらく皆の気持ちは同じ)。それをどう受け止めたのか、「わなわなレース」に新たな挑戦者が現れました。
ぽんの斜め後ろにいた陽一が、ものすごい速度でわなわなし始めたのです!!
そのスピードたるや、中空でホバリングしているヘリの主翼のよう。(超高速すぎて、同行者には陽一の足がステージから浮かんで見えたそうです)。
周回遅れのスタートも何のその、瞬時にぽんを抜き去った怪物、北山陽一。彼を倒す猛者がいつ出てくるのか…またひとつセルゲイ観戦に楽しみが増えました←違うから。
(Text by 生姜)
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